スポーツも音楽も、ファッションも！

障がいのある人もない人もみんなで一緒に楽しむ、

コラボレーションイベント。

今年の夏はリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催され、いよいよ2020年の東京開催も、あと4年後！国内で高まるスポーツ人気の中、今秋注目なのが、障がい者スポーツを応援するスポーツと文化のコラボレーションイベント「スポーツ・オブ・ハート 2016」です。今年は10月15日（土）、16日（日）の2日間、そして、初の渋谷区との共催で地域と一体となり、さらにパワーアップしたイベント内容となることが、6月13日に正式に発表されました。

記者発表会には、一般社団法人スポーツ・オブ・ハート代理理事であり、プロ車椅子ランナーである廣道純さん、渋谷区長の長谷部健さん、そして、シドニー・オリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん、そして、本イベントのファッションショーへ3回目の参加となるモデル・タレントの鈴木奈々さんが登場！

廣道純さんは、「パラリンピックスポーツを生で観てもらったり、体験会もある。また、ファッションショーや、アーティストによる応援ライブもあり、幅広く楽しんでもらえるイベントになっている。そして、目玉は初の試みである“ノーマライズ駅伝”です」とイベントの魅力を語ってくれました。“ノーマライズ駅伝”は、車いすランナーや盲目アスリート、文化人やアーティスト、そして、LGBTランナーを始め一般ランナーと一緒に心を合わせて襷（たすき）をつなぐ、今年のメインプログラム！さらに、渋谷区長の長谷部健さんは、「パラリンピックが成功することが、成熟した都市の条件だと思う。」と語り、障がいのある人もない人も同じというノーマライゼーションの考えに深く賛同。また、初年度開催より連続で本イベントを応援している高橋尚子さんは「障がい者の方や家族が、もっと自由に安心して、未来に希望を持ってもらえる社会になるように」と訴えかけ、障がい者の方たちと共にファッションショーに参加する鈴木奈々さんは、「今は義足が、それぞれの個性が出ていて、とてもオシャレになっているんです。あと、障がい者の方たちみんなかっこ良い歩きをするんですよ！負けないようにかっこ良く走らないと…！」と意気込みを語ってくれました。

渋谷区立神南小学校では車いすテニスやダンス教室、代々木公園イベント会場には車いす体験や的あてゲームなどのスポーツアトラクションエリア。また、代々木第一体育館では、イベントの主旨に賛同する国内外のアーティストたちが参加する「スポーツ・オブ・ハート ミュージックフェス　2016」も同時開催。渋谷の街全体が笑顔で溢れる秋の祭典を、今からお楽しみに！

スポーツ・オブ・ハート 2016

開催日時：2016年10月15日（土）・16日（日） 10:00〜21:00予定

会場：国立代々木競技場　第一体育館とその周辺会場

入場料：無料　※一部有料エリア有

公式サイト：http://s-heart.org/sports_of_heart/