その独特な外観からも、懐かしい雰囲気が漂う「しろう」。日本各地から集めた古い木材や、昔ながらの土壁を使用し、職人の手によって再現された古民家風の店舗は、日本人なら誰もが懐かしい気持ちになるはず。お店の自慢は、毎朝料理長自らが築地へと赴き、その眼で選んできた新鮮な魚を使った料理。それら魚と相性の良い旬の食材を選び、それぞれの味が最も引き立つように、シンプルに調理します。
旬の魚を使用するためメニューは日替わりですが、今の時期おすすめなのは、天然もののかますを、醤油、酒、みりん、柚子のスライスに漬け込み、焼き上げた『かますの柚香焼き』(1,200円)。柚子の爽やかな香りと醤油の香ばしさが口いっぱいに広がる絶品メニューです。また、日本料理に合う日本酒や焼酎はもちろん、ワインも楽しめるのが嬉しい限り。奥ゆかしさ漂う空間で、料理長が丁寧に仕上げた繊細な日本料理をいただいて、普段忘れがちな和の心を思い出してみてはいかが。