エンターテインメント
-HISTORY & NATURE- Another World in JAPAN SEKI-City In GIFU
Entertainment
Vol.048
2017.04.08
日本の伝統、鵜飼と刃物、そして壮大な自然!
今こそ行きたい岐阜県関市
ゴールデンウィークや夏休みなど、どこに行こうか?と迷っている方もきっと少なくないはず。鵜飼や刃物、そして思わず深呼吸したくなる壮大な自然。日本だけでなく、世界からも注目を集めている岐阜県の関市。一度訪れたら虜になること間違いなし!体験したことのない感動に出逢える、関市の魅力をご紹介します。
清流長良川河畔の小瀬の里で行われる小瀬鵜飼。鎌倉時代から続く、日本が世界に誇る刃物文化。一言では語り尽くせない歴史と伝統が詰まった街、岐阜県関市。日本だけに留まらず、世界からも多くの観光客が訪れています。注目は四季によって様々な顔を見せてくれる関市の自然。たくさんのメディアでも取り上げられ、人気の観光名所として連日たくさんの人が足を運ぶ「名も無き池」は透明度が高く、フランス印象派を代表する画家クロード・モネの名画「睡蓮」に似ていることから通称「モネの池」と呼ばれています。幻想的な景色に心奪われるフォトジェニックなスポットです。全長7km にも及ぶ「川浦渓谷」は、春には岩ツツジが美しく咲き乱れ、秋には紅葉が鮮やかに色付く、神秘的な世界が広がります。エメラルドグリーンの水面と40 ~ 50m に切り立った岩がつくり出す荘厳な景観は圧巻です。いつ訪れても違った顔を見せてくれる関市の自然。澄んだ空気をたっぷり吸い込んで、リフレッシュしながらパワーチャージをしてみては。
KABUSUGI
推定樹齢400 年~ 500 年とも言われている全国的にも珍しい巨大な株杉。一本の幹が地上2 ~ 6m の所で複数に分かれ、空に向かって力強く伸びています。株杉が70 株以上も群生している蕪山遊歩道は岐阜でも有数のパワースポット。30 分程でぐるりと見て回ることができ、まるで映画の世界に迷い込んだような雰囲気を楽しめます。人の手があまり入っていない、自然そのままの絶景に見とれてしまうこと請け合いです。
これからのシーズン、友人や恋人、そして家族と一緒に楽しめるコンテンツが盛り沢山の関市。板取川沿いの約24kmに渡って、約7万本のあじさいが咲きそろう「アジサイロード」は「日本の道百選」にも選ばれており、開花に合わせて様々なイベントが催されます。道の先にある「21世紀の森公園」にも3万本ものあじさいが咲いており、毎年大勢の観光客が全国から訪れる人気のスポットです。また、キャンプのメッカとしても有名な板取では、春から秋にかけてのハイシーズンには多くのキャンパーがそれぞれのスタイルのキャンプを楽しむ姿が見られます。少し下った洞戸では高賀神社のふもとに高賀川が流れ、美しい渓谷が人々の心を癒してくれます。清流で捕れる鮎はこれからが旬。自然を眺めながら食べる鮎料理は絶品です。そして何よりも足を運んで頂きたいのが、毎年5月11日に開幕し、10月15日まで行われる「小瀬鵜飼」。宮内庁式部職でもある鵜匠による伝統的な漁法は、国の重要無形民俗文化財にも指定されており、幻想的な光景が目の前に広がります。「小瀬鵜飼」は次号「Omosan STREET Vol.049」でも大特集。一度訪れたら、何度も行きたくなってしまう岐阜県関市。次の旅行先は関市で決まりです!