ストリートカルチャーを生み出す街“原宿”に現れたPOP ARTの世界 Kis-My-Ft2 の千賀 健永による3度目の個展「FiNGAiSM In Harajuku」が開催中。
千賀健永のアート作品にかける想い、そしてFiNGAiSMにかける情熱とは。

千賀 健永　Kento Senga
1991年生まれ。Kis-My-Ft2のメンバーとして、音楽、ダンス、バラエティなど、マルチなアイドルとして活躍。個人のライフワークとしてアート制作を行う。iPadを用いたデジタルアートやグラフィックアート、手描きのドローイングのほか、フィギュアやスニーカーなど、立体造形物を制作。
Hair & Make up YUKO TAKANASHI / Styling AYAKA KODA
Costume Jacket with Bow 460,000円 (クリスチャン ディオール TEL：0120-02-1947

原宿のJPS GALLERYにて大好評開催中の個展「FiNGAiSM In Harajuku」。Kis-My-Ft2 のメンバーとして活躍する千賀健永の制作したアート作品を集めた、POP ARTの世界だ。立体造形、ペインティングアート、映像インスタレーションなど千賀が手掛けるアート作品が集結している空間はまさに圧巻。Omosan STREETは今回この話題の個展について、千賀に独占取材することができた。アイドルとしてのお仕事でも多忙な日々を過ごす千賀にとって、このような壮大なアート作品を制作できる原動力について質問すると、「僕にとってアート活動は、趣味としての側面もあるので、リフレッシュをしながら作業を楽しんでいます」と心の底からアート活動を楽しんでいるのが伝わってきた。「今回の個展は、過去に 2 度開催した個展とは違い、僕個人で開催しているので、個人的には大きなチャレンジになっています。また、アート活動ということに全振りをして開催しているので、ある程度のデメリットを承知の上で、この世界に飛び込んでいるというのは自分なりの覚悟かなと思います。だけど、今まで支えてきてくださったのはファンの皆様ですし、そういう皆様にとっての“感謝”というものも沢山あるので、そういう方々に対しての感謝の気持ちも、この個展でアプローチできているものもあります」そして個展を鑑賞する方々への楽しみ方をこう話してくれた。

「FiNGAiSM in HARAJUKU」は、フィギュア、ペインティングアート、オリジナルスニーカー、 映像インスタレーションを融合したユニークな作品が配置。
今回のテーマは「luxury」。本物のダイヤを散りばめたフィギュアや暗闇にひかるレーザー光など、今にも盗みたくなるような世界観が広がる。

「僕の作品はFiNGAくんという指と、千賀というのをかけて作ったのですが、このFiNGAというのは、言葉の国境を超えて、サインという形で人と人が繋がるっていう意味があります。ですから、国境を超えたメッセージをこの作品から感じていただけたらいいなと。今回は僕なりのPOP ARTなので、こういうストリート文化がある街で実際に個展をさせていただいているからには、この個展を観終わった後に少しでもオシャレに興味を持てるような気持ちになっていただけたらいいなと思っています」また、鑑賞のポイントについて「ペインティングの背景には、自分の感性みたいなものを織り交ぜながら描いています。一つ一つにもメッセージ性は入れたりしているのですが、明確にこうだよっていうのはなく、作品に題名をつけていないのも、作品を観たお客様が“こうなんじゃないかな”“こうなのかな？”“FiNGAくんはこう考えているんじゃないかな”というのを読み取ることも、一つの楽しみにしてもらいたいなっていう想いがあります」最後に表参道、原宿に訪れる方々へのメッセージとして「僕も学生時代から、表参道、原宿は育った街というか、土日はここに来てオシャレを学んで、お仕事でもよく訪れていたので、本当に思い出が多い街です。凄く自分にとっても大事な場所です。思い出を経由して結果的にOmosan STREETを読んでいる皆様も表参道に訪れていると思うので、歳を重ねても、この街と繋がり続けて、自分たちが感じた想いを若者達に引き継いでいけるように胸を張って新しい歴史を作り続けていって欲しいなと思います」と表参道・原宿エリアが好きな方々にも素敵なメッセージを残してくれた。

表参道・原宿エリアでファッションやオシャレを磨き続けてきたアーティスト千賀健永の過去から未来においての経験や想像の全てを表現したPOP ARTの個展「FiNGAiSM In Harajuku」。開催期間は8月25日(日)迄。表参道に訪れた際には、千賀健永の表現するPOP ARTの世界を体感してみては。

FiNGAiSM In Harajuku の詳細はコチラからチェック
▶︎https://jpsgallery.com/