Omosan STREET 032号で、カバー&スペシャルインタビューに登場し素敵なお話を語ってくれたプロテニスプレイヤーのクルム伊達公子さんが、初プロデュースしたベーカリーストア『FRAU KRUMM BREAD & COFFEE』1号店が東京・恵比寿に誕生しました。ツアーで世界中を旅している中で、おいしいパンにいっぱい出逢ってきたクルム伊達さんがプロデュースするパンは、本場の粉にこだわったドイツパン！そして、厳選した豆の淹れたてのコーヒー。まさに、クルム伊達さんが世界の暮らしを見て来て感じた想いを体現できる、温もり溢れるベーカリーストアです。クルム伊達さんは眩しい笑顔で、オープンへの思いとお店で自慢のドイツパンのこだわりとその味をお話してくれました。

「世界中をツアーで旅しながらおいしいパンに出逢って、お米も好きなのですが、パンも大好きで、プラス、結婚をしてドイツパンを知るようになったら、いつかカフェをやってみたいという気持ちがどこかにあって。そして今回ご縁があって、プロデュースというかたちでやらせていただくことになり、『FRAU KRUMM BREAD & COFFEE』が出来ました。簡単ではありませんでしたが、元々興味があったので、プロの方の力を借りて結構楽しんでやっています。怪我をしたからと言う訳ではないですが、たまたまこの治療の時期に重なったので、松葉杖の間は出向くことが出来ない時などはスカイプで打ち合わせしたりして準備していました（笑）。ヨーロッパでは、お散歩がてらにパンを買い、コーヒーを楽しむ。朝の忙しいひとときに至福の時間があるんです。ドイツでは、朝、焼きたてのパンを買って、朝食でいただくんですよね。ですので、このベーカリーも朝7時半からオープンしています。是非焼きたてのパンを召し上がって頂きたいです！日本でも焼きたてパンを朝に買って食べるような習慣が根付いたら素敵だなと思っています。」

クルム伊達さんがヨーロッパで経験した、日々の暮らしの中で大切にしたいことが伝わってくるこのお店のショーケースには、焼きたてのパンが香ばしい香りを漂わせ並んでいます。ドイツのオーガニック小麦やライ麦粉を使用したこだわりのドイツパンの中でも、クルム伊達さんのおすすめは本場の味と香ばしさ、歯ごたえが楽しめるブレッツェル（200円）。「私は朝食に、焼きたてのブレッツェルにバターと好きなジャムを塗ってシンプルに頂くのが大好きな食べ方です。私の名前がついたクルムブロート（1/3カット・550円）も、パンそのもののおいしさにバターやジャムが合います。」他にもカイザーセンメルやクレセント（150円〜）、ラウゲンクロワッサン（300円）、瀬戸内海の周防大島から取り寄せたジャムとバターをサンドしたものや、ハムや野菜を挟んだサンドイッチなどの本場の味が楽しめます。

淹れたてコーヒーは“東京で本当においしいコーヒー店10選”に選出された、『堀口珈琲（HORIGUCHI COFFEE）』と共にクルム伊達さんが厳選した豆を使用。オーダーを受けてから搾るフレッシュジュースも朝食には嬉しい味わい。お店のロゴ“FRAU KRUMM”がプリントされた麻のエコバッグも販売。焼きたてのドイツパンをそのバッグに詰めて、淹れたてコーヒーを片手に、朝のお散歩。クルム伊達公子さんの提案するシアワセな朝が、これからは楽しめます！