Gourmet グルメ

Easy and Delicious! California Style Rice Dish

Gourmet

2022.09.22

パスタ感覚で、食べたい分だけパッと茹で、自由自在に味わう!
La Brianzaオーナーシェフ奥野義幸氏が提案する
カリフォルニアのおコメ「カルローズ」のサラダライスメニューに注目。

表参道の人気店で「サラダ カル・ボウル」の特別メニューで話題になった、カリフォルニアのおコメ「カルローズ」。Omosan STREET編集部も美味しさはもちろんのこと、海外では主流のおコメ調理法 “茹でる”の手軽さにハマり、「カルローズ」を使ったメニューは定番化しつつあります。そんな「カルローズ」を使った新レシピが、“アメリカの食材を楽しむ”ことを発信する米国大使館・アメリカ農産物貿易事務所とUSAライス連合会のコラボレーションにより、ムービーでご紹介されました。そのナビゲーターに、イタリアンレストランLa Brianzaのオーナーシェフ奥野義幸氏が登場。アメリカでの生活経験を持ちハリウッドにも出店する等、国内外の食文化を日々実感している奥野シェフの観点から、「カルローズ」の魅力を生かした「サラダライス」メニュー2品をご紹介しています。

 

カリフォルニアスタイルのサラダボウル

手軽に食べられるライスサラダは、カリフォルニアの食卓ではよく食べられる料理。特に朝食やランチの定番です。季節の野菜、豆やハムなどのプロテイン、糖質をバランスよく食べられるのがカリフォルニアスタイルなのだそう。カルローズを茹でて、冷水でさっと洗いざるにあげ、ダイスカットした材料とドレッシングと合わせると、パラパラとしたカルローズにビネガーやオリーブオイル、そしてセビーチェ風のソースなどの味が入り、ごちそうサラダに。ナッツや新鮮な野菜とおコメは、ヘルシーそのもの。ワークアウト後の食事にもおすすめと奥野シェフお墨付きのサラダです。

 

USA CHIRASHI(チラシ)

寿司はアメリカでもすっかり国民食になる程人気のメニュー。そんなメニューをイタリア風にアレンジして、多国籍な味が楽しめる寿司に奥野シェフが考案したチラシ。カルローズはレモンやハーブを使って酢飯を作ると、爽やかでトッピングのシーフードともぴったり。本番カリフォルニアの寿司でも、日本米ではなくカリフォルニア米が使われるほど、寿司との相性が良いそうです。こちらも沸騰した湯にカルローズを入れ、約14分茹で、水を切り冷水で洗ってざるにあげ食材・調味料を混ぜるだけ。パスタ感覚で茹でて準備が出来るので、本当に手軽で、便利!そしてサラダ感覚でチラシを楽しめます。

カルローズを使ったこのサラダライス2品は、下記よりムービーで視聴できます。奥野シェフ直伝のカルローズの楽しみ方。特に茹でることで、手軽にメニュー展開できる魅力は観れば観るほど納得です。これからのパーティーシーズンにトライしたくなること間違いなしです!

奥野シェフナビゲート『アメリカの食材を楽しむ/カリフォルニア米カルローズ編』
▶︎https://www.usarice-jp.com/recipe/index.html

 


そんな『アメリカの食材を楽しむ/カリフォルニア米カルローズ編』のムービーお披露目会で、Omosan STREET編集部は奥野シェフのイタリアンレストランLa Brianzaにて、カルローズを使ったこの日の為だけの特別メニューをいただいて来ました。前菜の和牛で作った生ハムの肉寿司は、カルローズのシャリだからこその相性。発酵黒ニンニクのパウダーのアクセントが効いています。2皿目の巻寿司も、サラダ感覚。シーフード、きゅうり、紫蘇、レモン汁とオリーブオイルなどの旨味がカルローズにしっかり染み込み、一口で頬張った瞬間、お口の中に感動が広がります。

 


さらにLa Brianzaのスペシャリテ、その場でトリュフをたっぷりトッピングして仕上げるトリュフのグラタン ピエモンテ風もお目見え。お皿から溢れるトリュフに感動しながら、熱々のうちにスプーンで良く混ぜていただきます。トリュフの香り、たまごの旨味、このハーモニーは言葉を失うほど。うっとりの一皿です。

 


そして、カルローズを使ったリゾットの登場。魚貝類をすりつぶして作ったスープの旨味がカルローズにギュッと染み込んでいます。奥野シェフが何度もカルローズの魅力を語ってくれましたが、やはりリゾットやピラフなど、味を染み込ませるにはふさわしいおコメということを実感しました。

 


お肉料理には、和牛を使った一品。お肉の味わい、風味に寄り添うような優しいソースは、なんとカルローズの研ぎ汁とコンテチーズを使ったもの。奥野シェフは、素材の魅力を最大限引き出し、大切に使う。その向き合う姿勢が、一皿一皿、美味しさとなって伝わってきました。

 

カルローズの魅力、覚えて欲しいポイント
・“茹でる”で、時短が可能に!食べたい量で作れるから、炊くより便利。
・味を吸収しやすい!旨味や水分を吸収しやすい。
・べとつかず軽い食感を楽しめるメニューにぴったり。

是非、皆様も朝食やランチに試してみてください。

 

シェフプロフィール

奥野義幸/ 株式会社 Signal 代表取締役/オーナーシェフ六本⽊ヒルズ「La Brianza」をはじめ、都内5店舗のブリアンツァグループの代表を務める。和歌⼭県出⾝。⽶国の⼤学で経営学を学び、会社員を経て、飲⾷業界へ。都内イタリアンレストランに勤めたのち、渡伊。イタリア8州で料理を学び帰国。2001年代官⼭「Ristorante laBrianza」を⽴ち上げ、2003年⿇布⼗番へ移転後独⽴。その後、ブリアンツァグループを展開する。レストラン経営だけに留まらず、国内外のレストランコンサルティング、商品プロデュース等を⼿掛ける。近年では、東京イタリアンをコンセプトとした「MAGARI」を⽶国ハリウッドにオープン。パートナーシェフを務める。
▶︎https://la-brianza.com/

 

今回ご紹介したカルローズは、アメリカのコメどころカリフォルニア州サクラメントバレー産のおコメ。最小必要量の農薬使用、水資源や大気汚染への徹底的な配慮、太陽光発電の利用などは全米のモデルケースとされるほど、サステナブルな、自然にやさしいコメづくりをしています。茹でる・炊く・炒めて煮る。調理法もメニューも自由自在。プロの料理家達がすすめるカルローズで、ライスメニューがますます広がります。

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