この夏の「SPIRAL RECORDS」お薦めCDはいま熱く盛り上がるブラジルから！

2010年のレーベルスタートより、“touch to silence”をテーマに、国内外の様々なアーティストとジャンルを越境する上質な作品をリリースし、いまや東京を代表する音楽レーベルとなった「SPIRAL RECORDS（スパイラルレコーズ）」からニューアルバムが発売。現代ブラジルの先鋭的アーティストである、ジョアナ・ケイロス、ハファエル・マルチニ、ベルナルド・ハモスの3名からなるスーパートリオの1stアルバム「GESTO（ジェスト）」（2,870円）だ。彼らは、1970年代の伝説のブラジル音楽集団“クルビ・ダ・エスキーナ”の21世紀版と称される新進気鋭のアーティトサークルに属し、それぞれがクラリネット奏者、ピアニスト、ギタリストとして活躍する、現代ブラジル音楽の最先端をいくアーティスト。

「GESTO」に収録されている楽曲は、ブラジル音楽を重要なエレメントとして残しながら、ジャズやクラシック、ブルックリン周辺のインディーロックなどから影響を受けたハイブリッドミュージックに仕上がっている。それらがクラリネットやフェンダーローズ、エレクトリック・ギターを中心とした編成で奏でられ、新感覚の心地よさが、休日のドライブやレジャーのお供としてもぴったり。夏の蒸し暑さを吹き飛ばすような清涼感のあるサウンドの数々が収められた「GESTO」は、表参道の音楽好きマストチェックだ。