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Omosan SDGs Report vol.11 伊藤忠商事株式会社

Lifestyle

Vol.085

2023.06.13

“誰もが夢中になるSDGs”が見つかる!Omosan SDGs Report 第 11 弾は、伊藤忠商事が手掛ける、自分に合ったSDGsとの関わり方に出会える場「ITOCHU SDGs STUDIO」をご紹介。 様々な展示や企画を通してひとりひとりに寄り添ったSDGsを発信する、菰田有花さんにお話を伺いました。

“売り手よし、買い手よし、世間よし”の“三方よし”を企業理念とし、ビジネスを通じ社会課題を解決しながら世の中の発展に寄与することを目指す伊藤忠商事株式会社。 2023年までの中期経営計画の基本方針の1つとして“SDGsへの貢献・取り組み強化” を掲げ、積極的にSDGsへの取り組みを推進しています。その実践として2021年4月に開設された「ITOCHU SDGs STUDIO」の運営を担当する菰田氏。『SDGsのゴールは壮大なものであり、弊社だけで達成できるものでは無いと考えております。「ITOCHU SDGs STUDIO」では、“わたしが夢中のSDGs、はじまる”というキャッチコピーを掲げ、伊藤忠商事の取り扱うビジネスだけではなく、世の中のSDGsに関わる活動を行なっている団体様には、取り組みを後押しする場所に。生活者にはSDGsに触れ、“自分ごと化”するきっかけを提供できる場所になって欲しい、という想いからこの施設が誕生しました。様々な人や文化が行き着く街、青山に、SDGsを色々な角度から切り取った情報発信、体験の場を作る事で、“人と商いと地球”を繋ぐカルチャープラットホームの構築を目指しております』と、あらゆる生活者に向けて身近に感じるSDGsを発信する菰田氏。その言葉通り「ITOCHU SDGs STUDIO」には、SDGsの取り組みを発信するラジオブースや、展示スペース、こどもが遊びながら学べる場「ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK」といった、“生活者ひとりひとりが自分なりのSDGsの関わり方に出会える場”として様々な企画が展開されています。『展示スペースには企画の内容によって幅広い年代の方にお越しいただいておりますが、2022年7月「KIDS PARK」の開設以来、未就学児から小学校低学年のお子様やその親世代のお客様にも多くご来場いただく施設となりました。しかし、世の中にはまだまだSDGsの取り組みに対して難しそうといった印象を持たれている方も多いと思います。そんな方々に、この「ITOCHU SDGs STUDIO」にご来場いただき、SDGsを身近に感じて“自分ごと化”して考えていただけるよう、発信していきたいと思っております。そして、ひとりの夢中になれる事が周囲の友達や、家族、さらには学校・職場等の周辺環境へと広まり、10倍20倍と夢中の輪が広まって大きなうねりとなることを願っております。持続可能な社会を実現するために「ITOCHU SDGs STUDIO」が少しでもお役に立てたら幸いです』と菰田氏。企業や生活者、大人やこどもという垣根を越えてSDGsな未来を目指す「ITOCHU SDGs STUDIO」では、きっと自分にあったSDGsの取り組みに出会えるはずです。自らの足で未来への一歩を踏み出して、夢中のきっかけを掴みに行きませんか?

Profile
伊藤忠商事株式会社 Corporate Brand Initiative 菰田 有花
2016年伊藤忠商事入社。繊維カンパニーブランドマーケティング部門に配属。ブランドのインポート・ライセンスビジネスに携わり公式ECサイトの運営・デジタルマーケティング等に注力。2022年4月より現職、 Corporate Brand Initiativeにて「ITOCHU SDGs STUDIO」の運営を担当。

 

 

「ITOCHU SDGs STUDIO」で、“わたしが夢中のSDGs、はじまる”

こどもたちが安心して暮らせる社会になるために。
「ITOCHU SDGs STUDIOこどもの視点カフェ」で、こどもに広がる世界を見て、知って、理解する。

扉を開けると出迎えてくれるのは、赤ちゃんの顔をした大人!?ピクニック気分を味わえるような空間が広がる「こどもの視点カフェ」は、大人がこどもの視点で世界を見る体験をしながら飲食を楽しめる体験型カフェ。通常の約2倍の大きさがあるクッキーやケーキ、ドリンクといったオリジナルメニューを提供しています。さらには、赤ちゃんの身体に対する頭の大きさや重さを体験できる“ベイビーヘッド”や、こどもの30分間を追った作品を通し、時計ではなく“できごと”で図るこどもたちの時間感覚を知ることが出来る“いとちゃんの30分”など。昨年開催され、通常展示の約8倍の来場者数という大反響を呼んだ、体験型展示「こどもの視展」の人気コンテンツ5つを引き継いでいます。私たちが普段何気なく触れているもの、見ている世界はこどもたちの目にどう映っているのだろう。こどもに広がる世界の大変さを身をもって体験することで、こどもに対してどんな言葉をかけ、どんな行動をしてあげるべきか、自分自身の言動を見直すきっかけに。体験から得た大人たちの“気づき”が、こどもたちの安心安全な暮らしに繋がるはずです。親子だけではなく、日々の生活でこどもに接する機会が少ない方でも、“こどもを取り巻く社会作りに関わる大人”として、幅広い方々に訪れていただきたいスポットです。

 

 

遊びの中にこそ“世界を救うヒント”が!
次世代を担うこどもたちの遊び場「ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK」。

“未来をつくっていくこどもたちにも、夢中のきっかけを提供したい”という想いから、昨年「ITOCHU SDGs STUDIO」に「KIDS PARK」がオープン。こどもたちが難しく考えずに、遊びの中からSDGsへ繋がるアイデアを見つけられるようにと、SDGsをテーマにした4つのエリアや玩具、絵本が並びます。例えば、「ステナイアトリエ」エリアでは、廃材を組み合わせ、“大切にしたい・好きなモノやコト”を表現する廃材アートの体験ができたり、「ヒラメキオーシャン」エリアでは、こどもたちがブロックを組み合わせてつくった海の生き物をスキャンすると、海に漂うプラスチックゴミが一つ消え、綺麗になった海へ生き物が泳ぎ出す、そんなデジタルコンテンツも。SDGsに対して様々な角度から触れることができる「KIDS PARK」には、家に帰ってからも生かせるような素敵なアイデアが溢れています。さらに、親子で参加できるワークショップも定期的に開催しており、SDGsについて学ぶ機会が少なかった親世代の方々もこどもの自由な発想に触れ、SDGsを学ぶきっかけになるのではないでしょうか。

 

 

“You can be anything.=あなたは何にだってなれる” 行こう!可能性に縛られない、本当の自分に出会うために。

展示スペースでは2023年7月17日(月)までの期間限定で「キミのなりたいものっ展?with Barbie」を開催中。本展示では、世界中で愛されるファッションドール「バービー」から、職業の多様性を学ぶことができます。自分らしさってなんだろう?「男らしさ」「女らしさ」といったジェンダーバイアスに捉われず、“本当になりたい自分”を迎えにこの場所へ。年齢も性別も関係ない。7つの体験型展示を通して自分を見つめ直してみてはいかがでしょう。

ITOCHU SDGs STUDIO

Instagram:@itochu_sdgs_studio

営業時間:

11:00~18:00
休館日:毎週月曜日(※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館)

住所:

港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F

URL:

https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/sdgs/about.html

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