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Vol.18 Special Interview 音楽を通じて、笑顔を連鎖させる My Little Lover akko Interview

  • My Little Lover akko Interview 音楽を通じて笑顔を連鎖させる
  • 恐れることなく、自分自身を信じて いろんなことにチャレンジして欲しい
恐れることなく、自分自身を信じていろんなことにチャレンジして欲しい

ドラマ「ラスト・マネー」の主題歌として書き下ろされた『ひこうき雲』は、My Little Loverとして震災後に初めてリリースするシングルとなった。奇しくも命を題材としたドラマの主題歌は、震災後の今のタイミングに、私たちのココロにまるで馴染むように、すっと入ってくる曲となった。


「ドラマの台本を全部読み終えた後、小林(武史)さんと、曲のイメージについて色々と相談しました。震災後初めてのシングルということもあり、その経験を通じて得た様々な想いもきちんと込めたいと思っていたので、詩を書く心づもりはありましたが、話し合いを重ねる過程でイメージが徐々にまとまってきて、小林さんから"俺が書くわ!"と。自分以外の人が書いた歌詞を歌うのも久々だったこともあり、より俯瞰からこの作品を捉えることができたので、敢えて"語り部"として語るように表現したのです。"切ない"とか"悲しい"とか、そういう要素は一切入れず、いい空気感や"優しさ"、"力強さ"そういうものだけを表現しようと決めて歌いました。小林さんの選ぶ音も優しくて、それも丁度今のタイミングに合っていたのかも。
曲のタイトルでもある『ひこうき雲』というキーワードを思い付いた時、ユーミンの曲にもあることを思い出し、今回のタイトルにちなんで、カバーさせてもらうことにしました。元々大好きな曲だったし、ユーミンの『ひこうき雲』も命にまつわる想いを書いた内容だったので、結果コンセプチュアルなシングルになれたと満足しています。」


音楽を通じて、笑顔を連鎖させているakko。音響の専門家によると彼女の声は"清流のせせらぎ"と同じ1/fゆらぎの波長を持つということが判ったのだ。また、同じものを二重に重ねることで、より効果が高まるとも。もともとダブルにすることが好きな彼女は、自分の作品でも色々と試みているのだと言う。そんな彼女はどんなタイミングで曲をつくり、そしてどのように子育てと両立させているのだろう。そして最後に彼女と同じ世代の『OMOSAN STREET』読者にとって心強い話も聞くことができた。

「子育てをしながら曲づくりをしているので、私がダイニングテーブルで歌詞書いている横で、子どもが宿題やっていたりするような、日々の生活の中で作っていることが多いです。曲づくりをしているオンの状態の時は、料理をしていても色々思い浮かぶことがあるので、合間にメモったりもたまにするかな?いやいや、でも普段は”早く食べたいな”とか、”どのお皿に盛ろうかな”とか気持ちは食べる方にむいてますね(笑)。
子どもが小さな頃は、お弁当を作ることも仕事をしながらだと大変で、どうやって手を抜くかを考えていた頃もありました。でもそうやってると楽しくないんですよ。そこからは何も学ばない。普段は宅配で有機野菜を頼んでるんですけれど、農家で採れすぎた野菜の中からその都度違うものが配達される「野菜セット」を敢えて注文するんです。それを買うことで農家も応援できるメリットもあるけど、毎回どんな野菜がくるか判らないから、その素材を見てから献立を決めなくてはいけない。同じ野菜が続く週もあるしね。最初は大変だったけど、野菜を使い切ることを工夫し続けてたら、どんどん料理のアレンジが上手くなっていく。そうすると手間をかけることの大切さや仕上がりの違いがわかってくる。上手にできるともちろん楽しくなるし、成長した!って嬉しくなるんです。最近では6時に起きて、お弁当作って朝ごはん食べさせて、合間に洗濯もしつつ晩ご飯の仕込みをして、8時には全部終わっていることが多いですね。その後ゆっくりと自分のことができるから、気持ちいいですよ。そうしておくと、夕方とっても楽なのです。仕事終わって帰って来ると疲れてて手抜きしたくなっちゃうから、朝の元気なうちに出来るだけ動いておく。やれることが増えますよ(笑)。 今年は色々なことがありましたが、自分がバランスよくあるためには、やっぱり好きなことを一生懸命やることが一番だと思います。『OMOSAN STREET』の読者の皆さんにも、恐れたり警戒したり面倒くさがらずに、自分自身により一層の磨きをかけて、そして時間を大切にして、いろんなことにチャレンジして欲しいと思います。
私自身はジャズピアノを習ったり、自宅に購入してしまったルームランナーでランニングするのが、いいリフレッシュになっています。今度は長年トライしてみたいと思っていたヨガにチャレンジしてみたい。なんか体の循環が良くなりそうですよね。ビデオ買ってみたんだけど、それじゃダメかしら?まずは体験レッスンとか行ってみようかな。(笑)」

「好きなことをやったらいいと思う!」笑顔でそう断言したakko。色々な経験を経て原点に戻った彼女の”笑顔”は、インタビュー中の私たちに確実に”連鎖”していた。きっとこれからも、「笑顔の連鎖」で、多くの人々に幸せのオーラをまとわせてくれるのだろう。