Omosan STREET × コマニワ Presents
「Omotesando Peace Garden Project」
小さな自然再生で、人と街をハッピーに！

緑が増えれば、笑顔が増える！人とお店、街、そして地球にハッピーをもたらすために、デザインされた移動する庭「コマニワ」とともに、前号よりスタートした“表参道ピースガーデンプロジェクト”。今回は、近隣で働くファッショナブルな表参道ワーカーから大人気の「Cuisine de HARUNO」に小さな緑のガーデンをお届け！さらに、「コマニワ」誕生の地もレポートします。

『コロナ禍で多忙な日々を過ごす中で、植物のメンテナンスが行き届かなくなってしまっていました。しかし、たまたま出向いた先で自然に触れる機会があり、“やっぱり緑って良いな”と心から感じたばかりだったので、今回“表参道ピースガーデンプロジェクト”のお話をいただけて感動しました！』と語ってくれたのは、横山亮太店長。『お店のコンセプトは、アジアンモダン。ヘアサロン・BEAUTRIUMの系列店で、華やかなお仕事に就かれているお客様も多いので、感度の高い人々に喜んでもらえる緑があると嬉しいです』と、コマニワのデザイナーにオーダー。そして、到着したのが、絶妙に計算された“和洋折衷”のコマニワ！横山さんは、『お店のイメージ通りです！元々あったオリーブの木も生かしていただいたのも嬉しい』と感激のコメントとともに、『毎日の水やりだけで維持できるのも大変有難いです。“入りやすい”雰囲気の玄関口に仕上がったと思うので、より一層多くのお客様をお出迎えしたいです！』と語ってくれました。

左側の喫煙スペースには、背が高いレイランドヒノキを主役に立体的に配置することで、目隠し効果にも。右側では、松やトクサ、アロエなどの植物、和モダンなイメージのコマニワたちが並びます。

KomaniwaStory
深谷の契約農園で、大切に育まれた「コマニワ」が、
表参道にやってくるまで。

デザインされた移動する庭「コマニワ」は、なぜ簡単なお手入れだけで、美しい緑を維持できるのか？
Omosan STREET編集部は、その理由を知るために、埼玉県・深谷へ。「コマニワ」を手掛ける株式会社グリーニアンの契約農園、清水園芸様へ行ってきました。
取材協力：清水園芸

国内の大型商業施設やオフィスの“壁面緑化”も、
ここ清水園芸から生まれる。
緑が長持ちするように、時間をかけて“人の手で”育てられています。

農園に入ると、目に飛び込んできたのは、いきいきと輝く緑たち！3,000坪を誇る敷地内では、代表の清水秀一さんを始め、スタッフさんたちが、約30種の植物（園芸品種でいうと数えきれないぐらい！）を、日々大切に育てられています。

『環境に強い丈夫な葉っぱをつくるために、暑くしたり、お水を我慢させたり。抑制栽培という手法で、あえて少しストレスを掛けながら育てることで、特殊な環境でも耐えられるようにしています』と語るのは、代表の清水さん。ビルの壁面や屋上のように風が強い場所でも、枯れずに育つことができる。「コマニワ」の原点は、“壁面緑化”のための緑なのです。

農園の中には、「コマニワ」の実験スペースも！どの苗が良いのか？寄せ植えをした時に勝ち負けが出ないもの、相性が良いものは何か？製品化した今も、日々様々な試行錯誤をしながら、生み出しているのだそう。

「Cuisine de HARUNO」のためにセレクトした植物の苗を、
コマニワのために開発された“不織布バッグ”に。
一年中緑を楽しめる、枯れにくい「コマニワ」の完成です。

株式会社グリーニアンの吉田竜介さんは、清水園芸のスタッフ・マユラーさんに「Cuisine de HARUNO」のイメージを伝え、植物を選定。そして、「コマニワ」の大きな特徴である、特殊なリサイクル繊維でつくられた、通気性の高い不織布バッグに一鉢ずつ植え替えていきます。その際に、使う土壌も“壁面緑化”で使われる特殊なもの。水はけが良く、根腐れを防いでくれる黒曜石パーライトを下に敷き、独自にブレンドした土壌をたっぷり加えることで、「コマニワ」の完成です。不織布バッグと土壌の絶妙なバランスにより、まるで盆栽のように、根に空気がふれる環境へ。そして、清水園芸で大切に育てられていた植物たちが、生き生きと表参道で輝き続けるのです！

水はけがよく、水もちが良い！2、3種類の土を独自にブレンドした“専用ブレンド土壌”。リサイクル繊維を使用した不織布バッグとの融合により、通常のプランタ栽培の問題点である根詰まりを解消してくれます。

「コマニワ」に関するお問い合わせ

株式会社グリーニアン
TEL：050-3700-6344
e-mail：info@greenian.co.jp
URL：greenian.co.jp