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Omosan Weekend Travel 中伊豆で週末ウェルビー旅 <後編>

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2023.08.31

今年の夏旅は、ラグジュアリーなグランピング、そして海外でも話題の“ワインツーリズム”(ワイン旅)で、プレミアムな体験を!Omosan STREET編集部が、“日本にいながら、こんなに海外に来た気分を味わえるなんて”と感動の連続。前編に引き続き、伊豆半島の中心部・中伊豆エリアにある「中伊豆ワイナリーヒルズ」を拠点に、後編では、周辺のアクティビティ情報もレポート。週末ウェルビー旅後編をお届けします。

グランピングエリア「中伊豆EAST WINDS VILLAGE」に1泊した、Omosan STREET編集部。目覚めると、最高のご褒美が!富士山の絶景と、豪華な朝食の2セットです。昨晩同様に、ウッドデッキに設置されたガスオーブングリルで目玉焼きやパンを焼いて、ぶどうジュースの乾杯からスタート!

階段を登って2Fにあるウッドテラスは、富士山を綺麗に眺めることができる特等席!朝食後にのんびりと、時間を忘れて、絶景に浸ることができます。

 

グランピング、ワインの他にも、
とっておきのお楽しみ!スペシャルな乗馬体験を。

「中伊豆ワイナリーヒルズ」の広大な敷地の中には、乗馬クラブ「サンシャイン ステーブルス ワイナリーヒルズランチ」も!富士山も美しい清々しい朝に、「馬場内レッスン」を(約30分・お一人様 8,000円<2日前までに要予約>)予約して行ってきました。

入り口には、フォトスポットとしても楽しめる壁も。

乗馬クラブに到着すると、本日担当してくれるライト君(左)とボルト君(右)がお出迎え!

Omosan STREET編集部スタッフは、乗馬体験はほぼ初めて。しかし、経験豊富なインストラクターの根津さんが、乗馬の基本、乗り方のコツ、そして馬とのコミュニケーションの仕方を丁寧に教えてくれるので安心です。

早速、馬にまたがり、ライト君とボルト君に挨拶をしながら、乗馬体験のスタート。

最初は、初めて体感する馬にまたがった時の高さや揺れにドキドキしながら前に進んでいましたが、徐々に、その感覚が“ここち良い!”と変化が。前日のコンディションが悪く、インストラクターのお二人に引き馬をしてもらいながらの体験ではありましたが、場内を一周する度に、“もっと乗っていたい!”と気持ちが高まりました。

今回は、取材時間の関係上、約30分の馬場内レッスンのみでしたが、その後に、馬場から外に出て、ブドウ畑広がるワイナリー内を散策できる、ミニトレイル約30分付きのコースもあるのだそう!最後にライト君とボルト君と記念撮影をしながら、“次回の乗馬では、必ずブドウ畑へ!”と胸に誓う、Omosan STREET編集部でした。

さらに、乗馬クラブの近くには、ステーキハウス「MAVERICK」が!ウエスタン乗馬の世界がそのまま続く、まるで映画のセットのような素敵な建物です。

乗馬でエネルギーを消費した後のランチは、ステーキがぴったり!国産牛を使った「サムライステーキ」(5,980円)をオーダーしたところ、ビッグサイズのお肉に驚きです。

そして、鉄板からはみ出るアメリカンサイズのサムライステーキが、焼き上がり。もちろんワインも追加オーダーして、ジューシーなステーキと赤とのマリアージュは最高。西部開拓時代にタイムスリップしたかのような気分で、アメリカンなランチを思う存分味わいました。

 

ランチ後は、この旅最後のワイナリー散策&
ウエディングチャペルを見学!

2日目は、絶好の天気だったので、1日目に続きブドウ畑へ。「中伊豆ワイナリーヒルズ」に来ると、広大なブドウ畑に何度も足を運びたくなる、リフレッシュの一つになります。

訪れたのは初夏だったので、“秋になったら、実がついてまた景色が変わりそう”とおしゃべりをしながら、ブドウ畑をゆっくり散策。

すでに、ブドウの木には、直径5mmほどの小さな丸い実が!

中伊豆にいながらも、“本当に海外に来ているかのよう…!”と何度も口にしてしまう光景です。

そんな非日常の世界が広がる「中伊豆ワイナリーヒルズ」では、他と差をつけた結婚式をあげたい二人からのリゾートウエディングの需要も非常に高いのだそう!ブドウ畑には、透明ガラスに囲まれた幻想的なチャペル「オーパスワン」を併設しています。

チャペルの中は、あたたかみのある木造りで、木の優しい香りが広がります。

教会式のウエディングの他にも、ブドウ畑の中にアーチを立てて、ゲストの前で愛を誓う人前式も人気。“こんなロケーション他にない!”と下見にくるカップル達が魅了されるのも、納得です。

さらに、二人で育てたブドウを挙式当日のワインにする!など、中伊豆ワイナリーならではのオーダーメイドの演出ができるのも、こだわり派カップルにお薦めの理由。乗馬クラブの可愛いクォーターホースたちが、力を貸してくれることも。挙式はもちろんのこと、フォトウエディングプランもあるので、これから挙式予定のカップルの皆さんは、ぜひチェックをしてみては?

 

「中伊豆ワイナリーヒルズ」から少し足を伸ばして、
中伊豆の名産“わさび”を知るために、わさび田へ。


「中伊豆ワイナリーヒルズ」がある静岡県は、わさび栽培の発祥地であり、日本一のわさびの産地。統的な農法を継承した静岡県の水わさび栽培は日本農業遺産、そして2018年には国連食糧農業機関(FAQ)に世界農業遺産に認定されています。

その世界農業遺産に認定された畳石式での栽培風景を目にすることができるのが、天城越えで有名な天城山麓にある「筏場(いかだば)のわさび田」。伊豆市で最大級の、約15ヘクタール、東京ドーム約3個分の広さを誇ります。車から降りると、一面に広がる美しい畑の風景と、天城山の麓から湧き出る水のせせらぎの音に、一気に魅了されたOmosan STREET編集部。

わさび田は、私有地であり、日本が誇る大切な資産。決して観光地ではないので、自家用車や大型バスの駐車場やトイレ等が整備されていません。今回の取材も、伊豆の国わさび委員会の委員長、塩谷美博さんのご厚意のもと、取材を許可していただきました。

「筏場のわさび田」では、約100名以上の農家さんがわさびを育てており、私たちは、特別に塩谷さんのわさび畑へ。塩谷さんは、江戸時代より続くわさび農家の7代目。高級料亭に卸されている最高級品種「真妻わさび」を、丹精込めて育てています。

清らかな水のもと、手作業で、塩谷さんの愛情たっぷりで育てられたわさび。収穫したてのわさびは、“わさびと言ったら…”のビジュアルで想像する根茎の他にも、葉っぱや茎も長く伸びていて、“この全てがわさびなんだ!”と改めて実感。

そんな採れたてのわさびを特別にいただき、中伊豆ワイナリーヒルズのスタッフの皆様のご協力のもと、試食をさせていただくことに。わさびの根茎は、塩谷さんも太鼓判の味わい方、“わさびご飯”で。ご飯の上に、おろし金ですりたてのわさびをのせて、お醤油と鰹節と共にいただくと、ツンとした心地よい辛さと爽やかな香りが口いっぱいに。わさびの茎や葉っぱは天ぷらにしていただき、塩谷さんの愛情たっぷりのわさびを、丸ごと堪能させていただきました。

 

さらに、近隣の修善寺エリアへ。
地元の人々に愛される「修善寺虹の郷」を散策。

中伊豆エリアのすぐお隣にあるのが、修善寺エリア。お寺参拝の他にも、人気の観光スポットが、「修善寺虹の郷」(大人<中学生以上> 1,220円、 小人<4歳以上>  610円)です。

今回取材した中では、一番大きな施設の広さとなる東京ドーム約10個分!園内には、外国の街並みを再現したイギリス村やカナダ村、日本庭園など、様々なゾーンがあり、見どころが満載です。

「修善寺虹の郷」を象徴するコンテンツの一つ、「ロムニー鉄道」(大人 400円、子供 200円)。

虹の郷の玄関口、イギリス村。どこも写真を沢山撮りたくなる、素敵なロケーションばかり!

とっても広い園内を回るのに大助かりなのが、イギリス村総合案内所でリースができる「レンタルバイク」(2時間 1,500円)。電動なので、暑い夏もスイスイです。

早速、電動バイクに乗って、「修善寺虹の郷」探索にGo!

みはらしの丘には、高さ3mの「絶景ブランコ」が。

天城連山などを目の前に、その名の通り“絶景”を楽しめます。

展望台もあるので、ゆっくりと時が流れる「修善寺虹の郷」で、伊豆の雄大な景色をとことん満喫できます。

取材時は、ちょうど日本庭園の花菖蒲が見頃に!「修善寺虹の郷」は、花や樹木が多く、季節毎に様々な植物が見頃を迎えるフラワーパークです。

お花好きの方は、是非カナダ村の温室にも足を運んでみて。

中でも人気のバラは、5月中旬と10月中旬に開花。100種類、2300株のバラが一面に咲き誇る姿は、圧巻です!

 

「修善寺虹の郷」で伊豆の大自然をとことん満喫したOmosan STREET編集部、これにて1泊2日の週末ウェルビー旅が終了です。旅の拠点となった「中伊豆ワイナリーヒルズ」はもちろんのこと、2日目に訪れた「筏場のわさび田」、そして「修善寺虹の郷」には、癒される自然はもちろんのこと、旅をする人々に最大限のおもてなしをしてくれる地元の人々のあたたかな笑顔が、とても印象的でした。中伊豆で過ごした夢のような時間が、ココロをより前向きにさせてくれるはず!

中伊豆ワイナリー シャトーT.S

TEL:

0558-83-5111

住所:

〒410-2501 静岡県伊豆市下白岩1433-27

URL:

https://nakaizuwinery.com/

中伊豆EAST WINDS VILLAGE

TEL:

0558-83-5113

住所:

〒410-2501 静岡県伊豆市下白岩1431-21

URL:

https://east-winds-village.com/

筏場のわさび田

※わさび田は私有地であり、大切な資産です。見学の際には、ルールを守りましょう。(以下URLを確認してください)

住所:

〒410-2515 静岡県伊豆市筏場

URL:

https://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?pid=4942

修善寺虹の郷

TEL:

0558-72-7111

住所:

〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺4279-3

URL:

https://www.nijinosato.com/

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